こんにちは。 【脳力さくぶん教室】の直井です。
江戸時代の昔、寺子屋が学校代わりだったころから、
学習の要点は、
読み・書き・そろばん
と、言われてきました。
しかし、作文を教え、テストの点数のあがる読解方法を教えていると、
果たして、日本では、
本当に「読み・書き」の教育は行われているのか?
という疑問を持たざるをえません。
作文教室を始めたころは、
書く = 作文
だけ、教えていれば良いと思っていましたが、
読む = ある決まった内容の文章をきちんと読み取る
という訓練も、
通常の学校教育や、大手進学塾などでは、
満足できるようなレベルのものが行われていません。
ノウハウ的なメソッドですら、
行われていない。
「○△エンジン」のような、読解メソッドができると、
すごいことのように言われるけれど、
それで国語の成績が劇的に上がるから、
採用しているという話は、聞いたことがありません。
なので、作文教室の生徒さんが読解で困っていたら、
教えるということをやっていました。
ただ、読むだけ。
テストでまちがったら、説明するだけ。
これでは、いつまでたっても、
少しレベルの高い文章を読めるようにはなりません。
読む ことも 書く ことも、
それを訓練したり、指導したりするのは、
ある程度手間のかかることなので、
マスの教育では、手が抜かれてしまうのでしょうね。
日本の教育は、
「読み・書き」なしの「そろばん」だけ
だけだということを、基本認識にして、
お子さんがレベルの高い国語の先生に出会えたら、
それは、ラッキーと考え、
家庭で自衛するのが、賢い選択です。
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