「です」「ます」を、なぜ使う?

こんにちは。 【脳力さくぶん教室】の直井です。

子どもたちが作文を書くときは、

基本的に語尾に「です」「ます」をつけて書きます。

丁寧語の助動詞ですね。

あまりにも習慣として定着しているので、

作文を書くときは、これが普通だと思われがちです。

このブログでも、基本的にはそうした文体にしていますが、

それは、読んでもらう人が誰かを考えて、

それが相応しいために、そうした文体にしています。

子どもたちが書く作文の場合は、

その作文を読むのが、先生だったり、両親だったりして、

目上のことが多いために、そんな習慣になっています。

丁寧語の使い方を覚える

という学習的な意味合いもあるのかもしれません。

けれども、長くて充実した文章を書けるようになってきたら、

この「です」「ます」は外して、「だ」「である」という断定的な文体にしてもらいます。

少し本をひも解いてみても、小説や少し硬い内容の一般書で、

「です」「ます」の文体になっているものは、まずありません。

断定的な表現に変えることで、

読者との関係性と言うソフトなヴェールがなくなって、

中味勝負になってきます。

自分の文章と向き合い始めるための第一歩です。

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