こんにちは。 国語力アップの直井です。
もし、みんなが国語力アップして、みんなが勉強ができるようになって、
みんなが受験に強くなったとしたら、
それって、競争が厳しくなるだけじゃない?
なんて、思いませんか。 (思わないかな?)
その心配は一面ではもっともです。
たしかに、国公立大学受かったときに受ける授業料のメリットだけは、
席取りゲームのようなところがあるので、いたし方ありません。
ただし、その先の大学入学後の学力形成では、受験の結果によるランキングを、
無意味にするだけのパワーを秘めています。
国語力がしっかりついて、読む→考える→書く のサイクルが出来ている学生は、
どんな大学、どんな学部に在籍しようと、その環境を活かして、
本格的な学問に取り組むことができます。
つまり出口の卒業のときには、クリエイティブな研究姿勢を身につけて、
立派な卒論を書くだけの素地ができているのです。
こうした学生は、ゼミの教官から一目置かれて、その大学でのポジションを得ることも
他の大学の大学院に進むことも、自由にできます。
もちろん就職でも、面接で見られる地頭の良さは備えているので、
社会的に活躍できるチャンスが広がる可能性が、高いといえます。
こんな学生が増えたら、そもそもの学歴による上下の分類が益々無意味になり、
もちろんそうしたことを認識する大人も増えるわけですから、競争は緩和します。
一方で、大学の絶対的価値(に近い)大学の世界ランキングが上がって、
良い大学が増えるという結果になり、益々受験競争は緩和するわけです。
… という社会を、
妄想
じゃなかった
夢見ています。
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