1000のことば

語彙の不足は、読解力がついていれば、

前後の文脈から推測して補うことができます。

けれども、中学受験を目指す小学生にとって、

大人向けの文章の単語を、そうした方法で推測することは

かなり難しいようです。

難語の中でも、固有名詞や外来語などは、※がついていて、

文末に解説がありますが、

大人にとっては常識だと思えるような語彙が、

小学生の段階では欠落していることが多いのです。

10才までに覚えておきたいちょっと難しい1000のことば/著者不明
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そこで、日本語の単語帳?!

を、使って語彙を増やすことに取り組んでもらうことが増えました。

適当なものは、何種類かありますが、

単語は文脈で覚える

ということが、基本なので、

単語を書く方法の穴埋め式ドリルで、

すぐに例文がわからないものは、使っていません。

単語帳は、読解と同じで、

少し易しすぎるのでは?

というぐらいのものを使います。

例文を読んでも、意味がわからないものは、深追いしないで、

わかったものだけ、印をつけて、どんどん先に進めます。

実は、普段から耳にしていることもあるので、

簡単な学習でも、知識としての定着率が高く

学習効果が高いのです。

そこが、日本語の単語帳と、英語の単語帳の違いです。

毎日のメニューに入れても、5分あれば、

前日の復習も含めて、20語以上をこなすことができます。

1000語あっても、50日で終えることができます。

学習に際しては、必ず

音読

するということと、

例文と解説だけ読んで、他の問題には手をつけない

ということが、ポイントです。

これが、挫折しないで、最大に学習効果を高めるやり方です。

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