第一志望校に、詩関連の記述があるＡさん
語彙を増やすために、気持ちを表す語彙のリストで
カードを作ってもらうことにしました。
本文をまとめる場合は、中心になる言葉は本文中にあるので、
自由な記述よりもむしろ
「本文をなるべくそのままの形で使う」
ということが、得点するための基本です。
しかし、詩のような情緒的に複雑なものに対して、
自由記述をする場合は、
内容の置き換えと自分の考えの記述に際して、
相当の語彙を持っていなければ、
短時間で記述することは難しくなります。
逆に短時間で完璧ではない記述であっても、
記述の内容が的外れでなければ、
得点には差がつきにくいのです。
プラスの気持ちとマイナスの気持ちの語彙をいっしょに読んで、
「マイナスの気持ちの方が語数が多いんだ！」
とか、
「わぁ、読んでいると、気持ちが落ち込む！」
などと楽しみながら？語彙をチェック。
自分で文章を作ってもらって、
うまくできないものは、辞書を引いてつくります。
全部で１００語ぐらいです。
作文教室の生徒さんにも
是非、やってもらいたいことですが、
受験ならでは、ここまでの作業に力が入るんですよね。
何かいい方法はないかな 
