読解練習用テキストの選び方

「10歳までに決まる!頭のいい子の育て方」でご紹介した

市販ドリルを使って読解に取り組み場合の

テキストの選定のやり方です。

☆作文・読解で「思考力」アップ!頭の良い子に育てましょう-頭のいい子の育て方vol.12

模擬試験を受けたことがあって、

成績が偏差値50ぐらいまでの場合は、

学年より2つ下の「トップクラス国語」を

検討してください。

特に受験用の勉強をしたことがないが

「学校の成績は良い」という場合も同じ考え方です。

4月から読解を始めた6年生の生徒さんが

「トップクラス3年」に取り組んでいますが、

1ヶ月ぐらいで、偏差値をそれまでの平均から6ポイント上げ

首都圏模試で偏差値50を取ることができました。

一見易し過ぎるのではないか

というぐらいの方が、

勉強がはかどり、結果的に効果が高くなっています。

「トップクラス国語」が難しい場合は、

深追いしないで、「プレステージ」の同じ学年のものをやります。

それも難しければ、さらに学年を下げてください。

今、手がつけられなくても、あとで使えるので、無駄にはなりません。

○年とあるので、お子さんによっては嫌がると思いますが、

「そのまま解くんじゃなくて、考えながら読む練習に使うから、

 易しい方が力がつくんだって。○ちゃんなら、すぐできるようになるわね。」

などと、上手に説明してあげてください。

「学校の国語のテストが80点以上ではない」

という場合は、無理をしないで、

文理の「教科書ワーク」を使って練習してみましょう。

それをやりきってからドリルの易しいものに取り組んでください。

読解用のドリルは、中学受験のものが充実しているので

高校生の方でも、国語が苦手という場合は、

中学受験用のもので自習をしてもらっています。

高校生であっても、意外に解けないもので

やっているうちに、正答率が上がって、実力がついている

という手ごたえを感じてもらえます。

ドリルが実力に合ったものであれば、1冊やりきると、

テストの解答力が違ってきます。

逆に、実力以上のものだと

読むだけで消耗してしまうので、やる気が続きません。

正しい読解のやり方(音読+マーキング)ができている状態で、

7~8割正答できるのが、実力があっているテキストです。

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