夏期読解集中講座の募集に伴って
「どんな効果がでるの?」
というご質問がありました。
国語力というのは、ブラックボックスのようなところがあって、
同じことをやっても、同じ結果になるとは限りません。
けれども、面白いのは、
この努力でこんなにすごくなるの?
という逆の意外性もあるところです。
例えば、私立の進学校に通っている高2の生徒さん。
はじめは中学受験用のテキストを与えられて、
不満に思っていました。
しかし、やってみるとそれほど簡単ではない
ということに気付き、
教えられた方法でまじめに取り組んだところ
1か月ほどたった時に受けた学校の定期テストで
初めて100点(150点満点)を超えられたということです。
苦手な科目だっただけに、うれしそうでした。
国語は一番下のクラスでしたが、7割弱というと平均点ですね。
問題を解いていると、実力が上がっているのが実感できたそうです。
大学の受験勉強でも、東大を受けるために
難問ばかり解いていると伸び悩むが、
センター試験対策をやったら、二次試験の成績まで伸びた
という話もあります。
国語の読解も、基礎ができていれば、
意外に難問でもクリアできてしまうものなのです。
あせって進学塾の難問ばかりやっている生徒さんより
基礎的な練習をしっかりやっている方が
短期であっても、模試の偏差値が良くなる
という結果もでています。
難問を解こうとして、頭が働かないより
自分の実力で解ける問題に取り組んで、
思考力の回転をよくしたり、
正答を導くまでの道筋を、きちんと追う経験をたくさんする方が、
逆に力がつくのですね。
夏期読解集中講座では、
読解力の基礎トレーニングを一緒にやって
それが身につくまでの練習量と期間で
自宅練習用カリキュラムを組んでいきます。
その間、メールやFAXなどでもフォローしますが、
メールが苦手な場合は、電話でもフォローして
しっかり基礎が身に付くまでサポートしていきます。
]]>