「過去問題はまだ早い」の営業戦略

在籍中の大手塾で

夏休みに国語の過去問題に取り組むのは早い

という指示を受けているというお話を聞きました。

中学入試国語選択問題ウラのウラ―難関中学もアッサリ突破!/松永 暢史
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こちらの本では、選択問題のウラだけでなく

大手塾の営業戦略のウラもたくさん取り上げられていますが、

その一つが

国語の過去問題には、入試直前に取り組ませて退塾を防ぐ

というものです。

国語というのは、事実上カリキュラムがありません。

しかも、学校ごとに過去問題のバリエーションはいろいろです。

実力がついてきたら、早く過去問題に取り組んで、

相性を見極めたり、足りない力を補うことが、正攻法です。

そして、国語を早く攻略して、他の暗記系教科にかける方が、

全体としての効率がよくなります。

しかし、もし合格点が早い段階で取れてしまったら、

塾に通う必要はなくなります。

2月まで教室がガラガラというのでは、

大手塾では、教室や先生のお給料などの固定費が払えなくなります。

わたしは、採算度外視ですよ~と言いますが(笑)

生徒さんが受験に勝つために必要であれば

早く上がりにすればいいと思っているし

そのような指導をしているからです。 べーっだ!

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