こんにちは。作文・読解プロコーチの直井明子です。
小論文コースでは、小論文の題材となる文章についても、
読解講座と同じ方法で、読解をしてもらっています。
文章を書くことはそれだけでも負担感が大きいので、
読解講座と同じ教材を渡してはいるのですが、
これまでは読解がきちんとできているかどうかということを、
あまりうるさく言いませんでした。
けれども、公立中高一貫校の受験(作文が出題されます。)
を控えている生徒さんについては、
短い時間でも、綿密な読解をしてもらうことにしました。
すると、意外にも、
小論文の書き方も、す~っとわかるようになったのです。
読んでいる文章の書き手の意図と、
自分が書こうとしている文章の意図が一致した瞬間なのだと思います。
逆に、作文が主で、夏休みの読解講座に来ている生徒さんにも
いつも指導している書き方のお手本を理解してもらうことができました。
また、記述に関しては、ディテールに対する理解が、
やはり作文を書いていない生徒さんとは違うことが確認できました。
いつも文章を推敲していることの学習効果なのでしょう。
また、読解のテキストのレベルも進度も、
作文を書いていない生徒さんにくらべて、相当高いのです。
本来ねらっている
作文と読解の相乗効果
が、やっと成果になり始めました。
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