お母様からのお便り

こんにちは。作文・読解プロコーチの直井明子です。

ホームページに載せる受講感想をお願いしたところ、6年生のお母様から丁寧なお便りをいただきました。

落ち着きがなく、読書嫌い、年齢の割に幼い男子…国語が苦手な子供の特徴、三拍子揃った様な息子の国語の偏差値は、はじめ40~45をいったりきたりの困ったものでした。

「いつか出来る様になるかもしれない」と淡い期待を持ちつつ見守っておりましたが、ある日…息子に「あなたは国語の問題をどんな風に解いているの?」と聞いてみると「問題だけ読んで…その問題の線の近くの文章だけ読んで答えてる。文章が長すぎてあきてきちゃうんだもん…。」との返事に唖然としました。

こんな子にはどうしたら、いいのだろうかと悩んでいる時、直井先生の記事を思いがけなく見つけ、あわててお電話さし上げました。

塾では既に、新六年生といわれ始めていた、五年生の三月頃でした。

塾でも、「読解力のない子供の国語の成績を短期間で上げる方法はありません、国語は一番成績が上がりにくい教科です。」と言われ続けていたので、はじめ先生の所に息子をつれて行ったときも、正直あまり期待しておりませんでした。(先生、ごめんなさい…。)

一度体験授業をして頂いて、その帰り道。息子が…「塾の国語の授業とぜんぜん違う、すごくわかりやすいから、僕、続けてみたい。」と一言、何かを感じた様でした。

今になって考えてみると、塾の国語の授業に出される文章題は、その時の息子には長くて難しく、全くついて行けていなかったのだと思います。

先生ははじめ、「小3~小4の問題集を、まず問題は解かないで、段落ごとに要約してみる。」とのことでした。一日に一つか二つ、30分程度でできる文章を宿題として、毎回出してくださいました。文章も短く簡単だったので、塾の宿題があったとしても、毎日楽に続けることが出来ました。

そして段々と要約が出来る様になってくると、自分から「問題もやってみたい」と言うようになり、先生は、文章にマーキングする方法を教えてくださいました。また、不思議とこの頃から、読書に急に興味を持つようになり、何かしらの本をランドセルに入れて、学校へ持っていく様になりました。

先生との授業も三ヵ月目に入ったころ、模擬テストの偏差値が急に10近く上がりました。初めて国語の偏差値が50台になりました。私は、あまりに早く結果がでたので本当に驚きました。正直まぐれかと思いましたが、息子の方は、今までの苦手な科目が一気に好きな科目になったようで…、前にも増して先生との授業を楽しみにしているように見えました。

そして、夏休みを迎える頃から、志望校の過去問を課題として出していただける様になり、今では偏差値も55を超えるようになりました。息子もとてもうれしそうでした。

もしあの時、直井先生に出会わなければ、我が家では今でも40~45をいったりきたりの国語の偏差値に家族で頭を抱えていたと思います。

直井先生、ここまで根気強く、息子を指導してくださいまして、本当にありがとうございました。あと、三ヵ月どうぞ宜しくお願いいたします。

J・K様より

この生徒さんは、偏差値60の第一志望校の過去問題で10点を上回る得点をだしています。つまり、模試で測れない「合格力」も付いているところです。(途中で受けている模試の種類が変わっているので、偏差値がずれていますが、実際には20近く上がったことになります。) お母様はお子さんと一緒に過ごす時間が長いので、確かによく経過を見られています。見えないところでの成長も大きいのですね。

J・K様 長文での感想をありがとうございました。授業のやりがいを感じます!ニコニコ

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