「仕方がないから」という気分で書くのかもしれませんが、
でも、作文というのは、本当はそんなに嫌でつまらないものではないと、
ちょっとだけ、お伝えしておきます。
文章がうまく書けないというのは、
そもそも「書き言葉」に近い複雑な語彙を
うまく使いこなせていないということです。
考えているようで
実はぼんやり生きていることと同じことなのです。
好きで関心があることなら
興味が細分化していくものなのです。
だから、言葉のニュアンスがより細かく
文章で表す内容もより複雑になっていきます。
話言葉だと表現力が足りないので、
「書き言葉」なんていうのも発明され
その始めの一歩が「作文」というわけです。
ファッションも絵も同じ。
レストランの食事だって
ハイセンスなもの美味しいものは
繊細で微妙な表現力のたまものであり
文化なのです。
だから、100字ぐらいの短いものでも
作文に取り組む機会があるというのは
その学校のしっかりした教育方針の現れであり
結果いかんに関わらず、
しっかり取り組んだ方が「お得」なのです。
作文を書くときに最初にやると良いことは
原稿用紙に向かうことではなく
「対話」です。
でも、取り組み方がわからない
ということで、「最強作文術」の本を書きました。
そして、またお母さん向けのセミナーである
「母+国語」なんていうものも考案中です。
読解指導者向け講座ができあがったら
こちらも制作にかかります。
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