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国語力ピラミッド 第5層 構造的読解力~テストで試される「国語力」~

「構造的読解力」は、国語のテストで試されるものです。説明的文章のテストでは要旨や指示語、筆者の意見などのポイントが読み取れているかどうかが試されます。一方、物語的文章では、主人公の気持ちとその変化が正確に読み取れているかどうかが問われるのが特徴です。

国語の成績が上がらない場合、この構造的な読み方ができていないのが原因であることが多いです。テストに出題するのであれば、その解き方を教えるのが当然ですが、国語では何故か教えないのが「悪しき習慣」になっています。算数では問題の解き方を教えて、それが定着しているかどうかを試すのがテストの意義。しかし、国語の授業は教科書にある文章をすらすらと読めるように。そして味わうことに重きが置かれ、文章の大事なポイントを読み取る練習がおざなりになっている場面で大半が占められているのが普通なのです。

授業で教えていることと、試験に出ることが、文章の中身以外は別物であるギャップの原因は、大学受験の入試問題にさかのぼります。国語の授業をやる以上は、その評価をしなければなりません。そのテストとして、大学受験の入試問題の形式が採用されたのです。ここにも日本の国語教育のかかえる問題が垣間見えます。大学受験の入試問題は、大学で勉強する文献を、根気良く精読できる力が試されます。しかし、教育の現場では新しい漢字と熟語、読み慣れない語彙で埋め尽くされた教科書の文章を、ともかく読めるようにして意味を理解することが優先されていたからです。そこで授業とテストは別のものという、ちぐはぐな状況が生まれてしまいました。

構造的読解力をいかにして身に付けるか―――この詳細は2章と3章に譲りますが、読解によって文の構造を知ることは、難しい文章を読解するのに役立つだけではありません。自分でレベルの高い文章を書くようになった時に、文の構造をどうするのかを学ぶためにも必要なことなのです。読解練習を重ねて、あらゆる文の構造が透けて見えるようになれば、自分の書く文章の表現形式で悩むこともなくなります。効率的な読解練習は、大学での論文を書く時にも、小説を書く時にも幅広く役立つのです。

 

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