こんにちは。 国語力アップの直井です。
国語のテストの点数をあげる
というテーマで記事を書いていますが、
それが、思考力とどう関連するのか、説明しますね。
まず、基本的に、国語の本を読んで、辞書を引いて知らない言葉をなくし、
指示語が何をさしているのかを探すというような
一般的な授業の展開だと、国語力を上げることは難しいということです。
国語の成績というのは、怖いほど、上下関係が固定しています。
出来る子はいつまでたっても上位、出来ない子は…
国語のテストで高得点を上げる子ができている何かが、
そうでない子は、できていません。
それは、文章に書かれている筆者の原体験、
思考過程や、心情・場面のイメージ経験を、
正確に再現できているかいないかに、かかっています。
その上で決められた課程で正解を探す(解答する)ということには、
何の創造性もないのですが、
思考過程、感情の移り変わりを把握する
ということは、同じ思考過程、感情の過程を、
自分で作り出すために必要な最低限の条件です。
そうした文章による複雑な精神表現を、縦横無尽に使えるようになること、
つまり、自らがこうした文章の書き手になることが、
作文を学習していることの最終目標になります。
そのため、わたしの読解指導では、
テストの文章に向き合いながら、
こうした思考・心情の過程を正確にシュミレーションする
その結果として、点数があがる
ということを、バロメーターにしています。
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