読解指導は、今のところ対面のマンツーマンでやっています。
生徒さんの現時点での読解力に相応しいテキストを選んで、
自力である程度、読解練習が進められるようにしています。
ところで、塾の課題がこなせないとか、テストの点数が取れないという相談もあり、
その読解もやってもらっています。
マンツーマン指導なので、その点は応用が効きます。
そして、毎回、驚くことは、その塾では何も教えていないということです。
課題が配られて、解きなさいと言われているだけ。
解き方をまったくと言って良いほど、何も教わっていないのです。
集団授業だから教えられないのではなく、
そもそも、塾の方で教える内容を持っていないということが、
指導してみると、ありありとわかります。
だって、読み方とか、解答の仕方を教えるとできるようになるのですから。
推測する限り、塾の授業は、ただ課題を配って、解かせているだけです。
中には、生徒さんで順番に問題文を音読している
なんていう塾もありました。
当然、その時間、他の生徒さんは、ぼ~っとしているだけです。
そして、国語は勉強をやっても仕方がない
というようなことを、平気で公言されているそうです。
大手塾に通っていても、家庭教師をつけるというのは、
こうした現実があるからなのですね。
逆にどの塾でも、何も教わっていないから、
国語を教えてもらえると、アドバンテージが高くなります。
そんなつもりで始めた読解指導ではなかったのですが。
]]>