子どもの本を選ぶのは、ちょっとした冒険です。
明らかに大人の嗜好で作られている本。
名作だけれど、その子の個性と合わない本。
すぐには取り付けないけれど、しばらくすると好きになる本。
子ども自身では読めないけれど、大人に読んでもらうなら喜んで聞いている本。
いろいろなケースと出会いがあって、
大人が自分自身の本を選ぶわけではないので、
うまくいかないケースもよくあります。
でも、失敗を怖がっていると、
その年代ならではの名作と出会うチャンスをなくしてしまうかもしれません。
あるお母さんは、子どものときにプレゼントしてもらった本が、
あと数年前なら本当に面白く読めただろうにと、
悲しく思った経験があったそうです。
その方のお子さんは、たくさん本を与えてもらって、
中学受験の女子のトップ校に入られました。
受験勉強の合間でも、本を読んでいる子でした。
本の面白さに出会って、知的好奇心が進んでいけば、
知育の進展はかなり楽になって行きます。
この時期は、小学生時代。(厳密には、 おそらく7~13歳)
思春期になるともっと違う制約や、興味がでてくるので、
かなり純度が落ちてしまうし、大人のフォローに限界もでてきます。
だから、それまでに知性の芽を育ててあげる必要があります。
学校に任せっぱなしでは、せっかくの時期をスポイルしてしまいます。
本への投資は、その後塾などにかける費用にくらべると、
小額で費用対効果がとても高いです。
だから、どんどん買い与えていけばいいと思います。
子どもの本を目利きして、少し紹介していきます。 本選びの参考になれば幸いです。
みなさんからの紹介もお待ちしています。
]]>