国語の勉強って、基本的には楽しめるものです。
知識の勉強に関しては、
暗記的な要素がでてきますが、
作文や読解は、本当に楽しい。
それは、言葉をつむぎだしたり、読み解くことで、
いつも新しい世界に触れられるからです。
物語なんて、読み流して感動できればいいじゃないか
と、思っていたとしても
丁寧な読解をすることによって、
味わいが違ってくることがわかります。
同じように読んでいても、面白さが感じられないのは、
そうした読解力の差によるのかもしれないのです。
でも、そんな気持ちになれないとしたら、
それは勉強方法が良くないのです。
確かに、実力に合わない教材を、方法論なくこなしていたら、
読解力がついていくときの知的な感動は味わえません。
教育の場は、
基本的には競争原理を働かせてはならないはずです。
けれども、大学受験とその序列が在る限り、
競争はさけて通れないのです。
それは、世界が知のパワーとその競争で動いている限り、
なくならないものです。
そうした集団には、80対20の法則が働きます。
その集団において、8割の成果がだせる集団が、
全体の2割に分離するという経験則です。
- 楽して、儲けて、楽しむ 80対20の法則 生活実践篇/リチャード・コッチ
- ¥1,680
- Amazon.co.jp
すると、おそらく8割の生徒さんにとって、
国語が得意ではない→なんとなく楽しくない
という状況が、発生します。
この状況を避けるには、
国語が得意である
という2割の中に入るか、
そうした状況が発生しない
個別指導とか、家庭教育でフォローしていく
という方法があります。
私が指導するときは、
その全部を考えています。
楽しみましょうっていう話が、
また、理屈っぽくなってしまいました。
]]>