センター試験の読解講座に参加した高1の女の子が、 国語の試験の成績が良かったので、 学校のクラスが上がるという報告をくれました。 (進学校なので、定期テストの成績によってクラスが変ります。) 典型的な理系の子で、 国語、特に古文と漢文は嫌いという国語嫌いのループにはまっていました。 けれども、現代国語の読解がロジカルにできることに気づいてから、
古文、漢文も克服しようという気になりました。 苦手の古文で満点に近い成績が取れたそうです。
理系の子の国語嫌いの原因として、 国語のテストは正解が導けないという気持ち悪さがあります。
けれども、ロジカルな解き方のコツがわかることで、 国語のテストに対しても、ゲーム的な面白さを発見することができます。
古文、漢文に関しては、文法と語彙が難しいので、
ロジカルに解くという点では、現代国語よりもむしろ易しい面があります。 それなのに、食わず嫌いになっていることがままあります。 理系の大学受験で国語が関係するのは、
多くの場合、センター試験だけなので、 現代国語の選択問題で苦手意識を無くすことで、 国語全般に関してモチベーションがあがるという波及効果があります。
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