こんにちは。 【脳力さくぶん教室】の直井です。
作文の通信教育というと、
書いた作文が赤ペンで真っ赤になって帰ってくる
というイメージはありませんか? 一般的な通信教育は、驚くほど提出率が低いですが、
帰ってきた提出物をしっかり復習することも、
機会としては少ないのではないでしょうか。
ああ、ここがほめられてうれしいなぁ。
という気持ちが、次の取り組みのモチベーションになりますが、
次は、ちがう題で書くので、学習効果はあまり期待できません。
これに対して、私の通信教育では、コメントシートというものを、
FAXで送っています。
よくある赤ペンで直してあるような文の間違いは、行番号入りで直し方を指示して、
自分で赤ペンを入れて見直してもらいます。
清書にするときは、その状態から、「仕上げのポイント」というところの指示を読んで、
新しい表現などを書き加えてもらいます。
つまり、作文でありながら、しっかり復習する仕組みが整っています。
また、そもそも作文は、○×で評価される性質のものではないのですが、
赤ペンで直されると、全体がテストのような評価対象だという印象を受けてしまいます。
そうではなく、文章力を向上させるため、発想力を助けるためといった
合理的な指導目的による講評を、効果的に書いているのが、
このコメントシートです。
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