読解の練習を始めるのは、4年生からで良いのでは。
ということを、以前、記事に書きました。
身体的な発達過程と、論理的思考力の伸びる時期というのには関係があって、
大体、5年生ぐらいからが、そうした時期にあたります。
中学受験のカリキュラムが難しくなるのも、ちょうど5年生からです。
効率だけ考えれば、そうした学年からでも充分ではないでしょうか。
ただ、読解に関していうと、中学受験のカリキュラムやテストというのが、
生徒さんたちの振り分けを目的として作られているので、
上位に楽に入れるお子さんでないと、
そもそも進学塾で国語の勉強をしている意味が薄いのです。
ひどいときには、害にすらなる
という現実があります。
今は4年生からのスタートが一般的で、3年生からということもあります。
4年生のカリキュラムでテキストやテストの読解が出来ていないようだと、
受験勉強の3年間、国語の勉強が、精神的苦痛になってしまいます。
そのまま5年の後半ぐらいになると、間違った勉強方法のリハビリというのは大変です。
やはり、通塾が始まる前には、読解のレベルを合わせておいた方が、
成績も上位安定するし、進学塾の国語の勉強を有効にすることができます。
なので、3年生ぐらいから、読解の指導を検討しているというのは、
ある意味、苦肉の策でもあります。
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