私が教育サービスを提供する側になろう
と思ったきっかけの一つは、
子どもたちが受身の長時間にわたる勉強によって
スポイルされていく現状を見かねた
ということが、動機としてあります。
中学受験に取り組むときの錯覚として、
東大に○人進学する学校に
あと偏差値いくつ増えれば合格できる
というのがあります。
合格するのはあくまで中高一貫校なのですが、
そこを中抜きにして
この学校に入れば東大に入学できる
と、短絡的に考えてしまうのです。
(わかっていても、心理的にそう追い込まれます。)
今、数ヶ月を犠牲にしても
東大に入れるなら。。。
と、どんどん勉強がヒートアップして、
合格できても、できなくても、
入学する頃には燃え尽きてしまって、
新しい教科である英数に取り組むだけの余力すら残っていない。
受験のためのパターン思考になれてしまっているので、
新しいパターンや、思考力が要求される勉強にまったくついていけない。
という例を、いやというほど見てきました。
頭の体操です。
歴代の総理大臣の出身校は、東大ですか?
(東大は、社会的に活躍するための絶対的な方法ですか?)
東大は世界ランキング1位の学校ですか?
(東大は、本当にナンバー1の学校ですか?)
現状把握です。
東大を目指すための勉強に長時間取り組んで、
お子さんは生き生きと明るい顔をしていますか?
(東大に進学することは、お子さんにとっての幸せですか?)
ここで、何か違うのではと思ったら、
成功する確率のとても低い
東大に入って幸せになる
という選択肢から
頭を切り替えるチャンスかもしれません。
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