こんにちは。直井メソッド国語教室の直井明子です。
大学受験の小論文は、いろいろな大学で出題されていますが、全部一緒だと思っていると、対策が間に合わなくなってしまいます。
赤本は冬に取り組めば良いというのは、英語、数学などの話で、小論文は大学によっても、学部によっても、傾向がまったく違うので、それぞれに対策をしていく必要があるのです。
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小論文のノウハウ本もいろいろ出ていますが、小手先の技術が通用しないものもあります。一流大学だと、そのジャンルの新書を読んで、要約をして、出題テーマを予測するといった、地味でヘビーな作業が必要になってきます。
でも、そもそも、そのジャンルの新書が選べるだけの素養があるという時点で、合格しても同然です。教養がある大人の人が、カリキュラムを組んであげないと、普通の受験生は対策が難しいのではないでしょうか。小論文は、ほとんど差がつかないというのは、この辺に事情がありそうです。(逆に言うと、対策できれば、ぶっちぎりで差が付くということでもありますが…)
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