今回は、北京市内に滞在しただけでしたが、
ちょうど、寒さから暑さへの変わり目で、北京では珍しく春の陽気でした。
日本では見たことのない八重桜のような花が満開だったり、
雨上がりの朝は、晴天の風景を見ることができました。
(ふだんは、空気が汚れているので、うす曇です。)
ざざっと、観光ログです。
軍事博物館
本物の戦車、軍用機、ロケットなどが展示されています。
1階から4階まで、石で貼った豪華な建物に、
本物の武器の数々と戦争の歴史が克明に展示されています。
南京大虐殺のパネルもありました。
中国では、小学生が遠足で来るところです。
平和は戦いによって勝ち取られることを、
国威を示した建物の中で、子どものときから教わるのですね。
日本の修学旅行では、戦争がない時代の奈良・京都の遺産がスタンダード。
本当に平和な国です。
北京動物園
水族館 小学生が遠足で訪れています。
ライオンの大仏?
お目当てのパンダ。^^
四川省の保護区にくらべて、少し汚れていますが、やっぱり可愛いです。
白い綿毛のようなものが、市内にたくさん飛んでいます。
この木の種でした。
夜遊びに連れて行ってもらいました。
ハード・ロック カフェ
世界中にあるロック・バーのチェーン店なのですが、
外国人向けでとてもきれいなカフェ・バーです。
飲み物も美味しいです。
お客さんの9割以上は、白人でした。
ロックの生演奏は、懐メロのリクエストをやってくれるのですが、
ボーカルも楽器演奏もすごく上手で、ロックの良さが初めてわかりました。
心に残る歌声です。
外国人向けの繁華街もあるのですが、そこはもっと飲み屋街という感じです。
夜の街は物騒なので、警察官が警備のために立っているのですが、
殺気のような独特の怖い雰囲気があります。
外国人への犯罪を防いでくれています。
頤和園(いわえん)〔世界遺産〕
見渡す限りの湖が、人工湖だというから驚きです。
家族連れが、足でこぐボートで遊んでいます。
中国は家族の絆が深いので、親戚同士などでたくさんの人が乗っています。
ゆでたとうもろこし。
食べてみると、お餅ととうもろこしを混ぜたような独特の粘りと味です。
西太后の別荘が残っています。
こんな別荘地を造ってしまう西太后の権勢はすごいですね。
小背簍(きのこ鍋) 北京では、中国のいろいろな地方の料理が食べらて、
中華料理に関しては、やはり本家本元なので、
素材も味付けも日本のものとは違います。
お野菜が豊富なのですが、日本では見られないものも多く、
それがまた、地元で食べると美味しいんです。
水族館のようなたくさんの生簀の中から、魚介類をその場で調理してくれる店もあります。
フカヒレスープなどは、どろっとしたスープに、具沢山な感じでフカヒレが入っています。
少し珍しいところでは、ここ小背簍のきのこ鍋は、味もヘルシーさもピカイチです。
それぞれ薬効があるきのこの種類が何十もある中から選んで、
きのこと鶏ダシのスープで茹でて、サーブしてもらいます。
マトンもありますが、日本とちがって、臭みがなく軽く食べられます。
最後はきのこのそばで〆ます。
京劇
王朝が滅んで以来、中国では、食文化以外の伝統文化が発展していませんが、
京劇は今も健在です。(ここは観光用ですが。)
こうした文芸的な踊りの舞台芸術でも、武具がでてくるところが、
中国らしいですね。
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