目で文字を追っていきますが、
読み聞かせは、もちろん
音読
です。
お子さんに読み聞かせをする場合は、
難しい内容を代わりに読むことで、
お子さんの識字力、読解力以上の本を
代理で読むことができる
というメリットがあります。
しかし、あまり意識されていないメリットは、
音声にすることで、
思考するスピードで読むことができる
→理解力が着実に高まる
ということでは、ないでしょうか。
黙読というやり方は、
平安時代などにはなかったそうです。
目で読むようになったのは、
漢字による熟語が多用されたから
それに伴い
和歌などのような
言葉のイメージを中心とした言語文化が、
衰退していったようです。
目で読むと、早く読めて、たくさんの情報を得ることができます。
しかし、たくさん抜けてしまう。
記憶力の限界以上に、
じつは、
自分自身の体験として置き換わっていない、
腑に落ちていない
ということが多くなります。
音読することで、
お子さんは、
ああ、なるほど!
と思うことが多くなるはずです。
お子さんが理解しているかどうか、
顔をみてくださいね。
カードフラッシュのように、
早口で読まないでくださいね。(笑)
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