こんにちは。 【脳力さくぶん教室】の直井です。
このブログ、大胆にも「頭の良い子に育てる」というタイトルにしました。
ブログの始めの頃は、「地頭力」(じあたまりょく)と言っていましたが、
脳の働きでいうと、司令塔である前頭前野のいろいろな能力を、指しています。
https://www6.big.or.jp/~1happy/forus6.htm
作文は、クリエイティブであり、感情的であり、全人的な作業なので、
前頭前野がかなり使われているはずです。
企業の採用で求められる「地頭力」の定義というのも、
一見共通しない「論理的思考力」と「コミュニケーション力」でしたが、
https://ameblo.jp/edu-lab/entry-10191730094.html
前頭前野と関連しているということでは、共通しています。
仕事で応用が効く反応力というのは、どちらもクリエイティヴな作業なので、
そこが、意欲などの働きとあいまって、重要視されています。
地頭が良いと受験にはどうなのか、というと、
中学受験などでは、やはり地頭の良さをはかるような問題が出されています。
これが、公立一貫校になると、その問題傾向はさらに顕著になっています。
地頭が良い子の方が、後伸びして、大学受験にも勝てるというのが、
こうした学校の経験則のようです。
しかし、大学受験(特に文系では)は、知識偏重のところがあるので 学歴vs地頭力は、比例しないところがあります。
最終的に○×で計れる答案というのは、創造性とは関係なく、
決まった経路をたどれば満点が取れるものだからです。
同じ数学の問題でも、考えて解くこともできれば、パターン暗記で解くこともできてしまいます。
かといって、学歴だけあって地頭力がないと、グローバル化が進んで競争が激しくなり、
変化の大きくなるこれからの時代を生きていくのは大変です。
今の日本がいくら豊かでも、創造性がない人は、文化レベルをあげることができないので、
世界中の労働力と同じラインで戦わないといけなくなります。
子どもたちが、仕事ができる人に育ち、学歴もゲットする
という、よくばりな方向を目指しているのが、
このブログであり、脳力さくぶん教室です。
]]>