公立小学校の国語の教科書は、ほぼ光村図書というところのものが使われています。
まず、この教科書を攻略してしまいましょうという提案です。
教科書というと、国語なのにかなり薄くて、読み応えがありません。
これだけ読んでいては、国語力がつかないのは目に見えていて、
塾の取り組みや、受験をする場合はそのテキストに目が行くのは当然です。
塾に限らず、そうした発展的な取り組みはもちろん必要ですが、
学校のテストでは果たして100点が取れているでしょうか。
通知表の評価は、一番上(ABCならA、五段階なら5)で、
書く、読む、態度など、全部そろっているでしょうか。
もし、そうでなければ、お子さんは国語の時間に充分理解できていないか、
ぼんやりして集中できていないのか、あるいはおしゃべりして授業を聞いていないかもしれません。
テキストは長くないので、確認するのは大変ではありません。
音読してもらって、ところどころで、ここはどういう意味なのかとか、
どうしてこうしたのかなど、理解を深める質問をします。
どんな質問をしたらいいのか、わからなければ、
テスト形式のドリルに書いてあることを質問します。
(もちろん、自分で解いてもらってもOKです。採点はしてあげてください。)
- 教科書ぴったりテスト 光村 国語3年/著者不明
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他の教科書ガイドが、どちらかというと知識中心なのに対して、
「教科書ぴったりテスト」は、教科書の内容を掘り下げてある良い参考書です。
テストは教科書とは別の業者のものなので、同じ問題がでるかどうかはわかりません。 これは、テストの設問の予備知識としての取り組みではなく、
そうした内容が読み取れているかということを確認して、
読み取りのポイント学ぶことが目的です。
自分でそうした内容が掘り下げられている、
あるいは先生の話を聞いていて、そうした授業を受けて結果がでているなら、
ここまでの取り組みは必要ありません。
もし、そうでなければ、100点を取れることを目指して、
一番学習に時間をかけている教科書を、完全に理解することが近道です。
いつでも、学校の国語のテストは100点を取れているという状態になれば、
それは、塾の勉強がアップダウンしても、自信として残ります。
進学した先の学校でも、しっかり授業に取り組む姿勢がつくれます。
親御さんがフォローしやすいという点でも、教科書は格好の材料です。
千里の道も一歩からです。
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