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★国語専門塾の読解指導

譲歩のレトリックは反対意見を封じ込める

  論説文を読む上で知っておかなければいけないルールの一つは、論説文では筆者の意見に共感してもらうために、押したり引いたりの駆け引きが行われている点です。二項対立の表現方法ではありますが、それは読者との駆け引きでもあるので、これも表面的にはよくわからないように書かれています。 筆者は「自分の意見は正しい」と主張したいので、反対意見については「誰がどう考えても当然間違っている」...続きを読む
2015年10月10日 | ★国語専門塾の読解指導 |

なぜ日本語の文章はわかりにくいのか

  二項対立形式で書かれていることの他にも、論説文をわかりにくくしている原因があります。それは、意見が婉曲に表現されている点です。つまり、自分が主張したいことであるにも関わらず、表現がソフトになるよう、もって回った書き方がされているのです。 「和をもって尊しとなす」と言われるように、日本には他人と対立することを好まない文化的な伝統があります。それは、農耕を中心としてコミュニティーが形成...続きを読む
2015年10月10日 | ★国語専門塾の読解指導 |

論説文は○×式で書いてあるケースが多い

国語の論理に絶対的な正しさはなく、多数決で決まる正しさだと3-2で説明しました。そのため、筆者が自分の意見を強く打ち出し、読者に賛成してもらいたい場合、自分は正しく、対立する別の意見は間違っていると主張していく必要があります。白か黒かに決めにくい内容であっても、筆者の意見は常に正しく、違う意見は間違っているとした書き方をされているのが論説文です。 「国語の論理」と言えば一見難しそうです。入試...続きを読む
2015年10月10日 | ★国語専門塾の読解指導 |

問題文の「相性」の正体とは

同じ偏差値の私立中学であっても、A校の問題なら解けるのに、B校の問題は解けないといった場合がよくあります。問題文の種類によって、模試の偏差値が乱高下するということもよくあります。大人であるお母さんからも、「この著者の文章は、本当に意味がわからない」―――こんな悩みを聞かされることがあります。 どうして、意味のわかる問題文とそうでないものに分かれるのか。その原因がよくわからないので、「国語の問...続きを読む
2015年10月10日 | ★国語専門塾の読解指導 |

逆接の因果関係の考え方

因果関係は、順接の接続語で二つの文章がつなげられています。順接の接続語とは、「だから」「それゆえ」「それで」「そこで」「すると」「したがって」などです。「雨が降った」と「傘をさした」をつなげると、「雨が降った。だから、傘をさした」という風になります。文章を一文にしてつなげる場合は、「雨が降ったので、傘をさした」という風に、たとえば「ので」といった接続語で、前後の「雨がふった」と「傘をさして」をつな...続きを読む
2015年10月10日 | ★国語専門塾の読解指導 |

時間経過の因果関係とは何?

一方で、こうした不確実さを持たない因果関係もあります。それは、時間の経過を反映した因果関係。この因果関係は、結果となる現象が時間をさかのぼっては生じないのがその特徴です。 3-1の例文で言えば、「お金が誕生した」ことと、「分業・交換が発達した」ことは、たまごとにわとりの関係になります。「お金が誕生したから、分業が発達した」のか、「分業が発達したから、お金が誕生した」のかは、「お金」や「分業」...続きを読む
2015年10月10日 | ★国語専門塾の読解指導 |

因果関係は多数決の論理にもとづく

  では、「因果関係」の正しさは、いい加減なものなのでしょうか。文章の論理は追及しても意味のないことなのでしょうか。この問いについて考えるには、自然言語の性質を考える必要があります。私たちは、何のために文章を書き、何のために話すのでしょうか。それは、自分以外の人と言葉を通じて、自分の意思を伝えるためです。もし、世界に自分一人しかいないとしたら、言葉は必要ありません。言葉は住んでいる...続きを読む
2015年10月10日 | ★国語専門塾の読解指導 |

科学の正しさ、文章の正しさ・・・

  ここで「地球温暖化」の例を出したのは、これが「実験ができない」の意味で、「科学」の範疇を超えているからです。100回の実験をやって、同じ結果が出るのが、科学の正しさです。しかし今、この時点で「二酸化炭素が増加している」現象と、「地球の平均気温が上昇している」現象が同時に生じているとは言えますが、それが100年後にも再現性があるのかと考えれば、それは100%検証ができないことだからです。 ...続きを読む
2015年10月10日 | ★国語専門塾の読解指導 |

国語の論理は因果関係の検証である

  「論理的」という言葉を聞くと、何か100パーセント間違うことのない完全な思考過程を思い浮かべないでしょうか。算数の計算は、始めの値と得られる結果が必ず一致します。たとえば1+1=は常に2です。100回やって、100回とも同じ結果が導かれる思考過程です。もし、問題を解いている人が違う結果になったとすれば、その人の思考過程や計算結果が違っていたと考えることができます。 「論理的」な文章...続きを読む
2015年10月10日 | ★国語専門塾の読解指導 |

読解チャートを使って主文を抜き出す

文章を構造的に読解することで、内容が整理され、理解が深まってきました。主文を提示して、どうしてそこが主文になるのかという理由を述べてきましたが、ここからは、主文を自分で実際に読みとる手順について記します。 主文を読み取るルールについては、実例をあげながら書いてきたので、その通りに読む練習をすれば、主文は簡単に読めるようになります。慣れるまでは、読解チャートを使って、形式段落ごとに主文を書きと...続きを読む
2015年10月03日 | ★国語専門塾の読解指導 |

説明的文章の縦軸と横軸

  説明的文章の3要素のうち「ツリー構造」と「因果関係」が縦軸と横軸であらわされることがわかりました。「意見」は構造的な概念ではありませんが、概念図の位置としては、上位のまとめる文の部分に置き換えられるという風に理解してください。その詳しい説明はまた次回にします。 文章の構造はわかってきましたが、ここで文章を読む順番と文の構造に関連性が少ないことに注意してください。文章を読む順番は、①...続きを読む
2015年10月03日 | ★国語専門塾の読解指導 |

立体構造を直線で読む方法~ストラクチャーリーディング

国語のテストの読解方法がわかりにくいのは、構造・価値観・時間経過の3つの要素がバラバラに混じっているためです。文章は前から後ろへと直線で読んでいかなければいけません。それをやりながら、同時に全体の構成を立体的に把握しないといけないからです。 3つの要素はそれぞれ違う表現方法と展開になっています。それを分析していかないと、設問にすべて解答することはできません。逆に言うと、こうした読解方法が身に...続きを読む
2015年10月03日 | ★国語専門塾の読解指導 |

文章の骨格とは「書き手の意志」に他ならない

国語の授業では、先生が「大事なところに線を引きなさい。」と教える場面が特に目立ちます。国語ができる子はもちろん、大事なところに傍線を引きながら、テスト問題を読むことができます。でも、苦手な子はそもそも線を引くことができません。テストを解いたあとの問題文を見ると、真っ白のままだったり、要点とは違う「面白いところ」に線を引いている。また、注意力を持続させるためなのか、難しい文章に線を引いたりしています...続きを読む
2015年10月03日 | ★国語専門塾の読解指導 |

二つの国語力とは

物事は「点」だけでは成り立ちません。ましてや、国語力を伸ばすためには「点」を「線」へ。そして「面」「立体」へ組み立てる思考と行動が大切です。学校の授業では、教科書に書いてある内容を理解するための、「点」スタイルの授業が行われます。内容自体が大多数の子どもにとって難しいので、意味をわかるようにすることが優先されます。その意味合いは文章を細かく理解し、味わう力が身につくこと。読みながら考えるというより...続きを読む
2015年10月03日 | ★国語専門塾の読解指導 |

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    著書のご紹介

     

    マスコミ掲載履歴

    2012.05.19

    「本物の作文力が身につく作文教室」(学研ムック)に、母+国語の記事が掲載されました。

     

     

    2012.03.20

    朝日小学生新聞「朝日おかあさん新聞」特別企画「子どもと作文」で作文の取り組み方についての記事が、掲載されました。

     

     

    2010.06.17

    「頭のいい子の育て方vol.12」(学研ムック)で、読解の勉強の仕方の記事が、4ページの誌面で紹介されました。

     

     

    2008.05.15

    TBS放送「ピンポン!」で紹介されました。

     

     

    2008.05.15

    産経新聞の記事「頭の中の頭の中整理整頓」に掲載されました。

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