「書くこと」で
大人の頭も、子どもの頭も
良くなるらしい
というお話をしました。
そうすると、
頭が良くなるなら、どんどん書かせなくっちゃと、
早くから絵日記を日課にしたりしたくなる、、、
その気持ちわかります。
ただ、お絵かきをするのとちがって、
字を書くには、
筆圧をかけられるだけの手の力と、
ひらがなというむずかしい形を再現できる器用さと、
文に集中できるだけの精神的な成長が
必要です。
どんな場合でも例外はありますが、
就学前に一生懸命、絵日記をやったとして、
それが何かに役に立ったという話は、
あまり聞いたことがありません。
それよりは、
この年代は、絵本を楽しんで読むことに、
力を入れたほうが良いと思うのです。
集中して作文が書けるようになる目安は、
小学校2年生です。
精神的な成長の節目があるのですね。
それまでは慌てないで、
絵が中心の、楽しめる程度の絵日記を書くことが
良いのではないでしょうか。
]]>