物語文を読み取るキーは?

脳力さくぶんでハッピー子育て♪-パンダ1

現代国語のテストのジャンルは、

おもに、

論説文 と 物語文

に分かれます。

物語文は、感情描写の多い小説から出題されることが多く、

その読み取り方には、独特のポイントがあります。

もともと小説として書かれているものなので、

感情の変化がなければ、面白くありません。

それも、単純な感情をストレートに表現すると、芸術性がなくなるので、

情景描写や、屈折した感情を、

ストーリーの中から読み取るようになっています。

テストでは、そこが、読めているかどうかが、

まるで、クイズのように、出題されてきます。

ふつうなら、読み流してしまうような、細かな起伏まで、

読み取ることが要求されるのです。

なので、自分の感情の共感にあわせて読んでいては、

問題を解くのは難しく、

気持ちの推移とその連鎖

を、意識しながら、押えていく必要があります。

物語文というと、解けるか解けないかは、

テクニックと関係ないと思われがちですが、

こうした読み方を実践してもらうと、

あっけないほど、簡単に正解が導けることがわかります。

物語文の解説だと、場面だとか、人物だとか、

いろいろなものに焦点が当てられますが、

基本は感情や思考の推移です。

それは、論説文の読解で、

論理展開が基本となっていることと、

同じです。

本番で、実際に高得点が取れるかどうかは、

その後の練習量に関わってきます。

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